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2013年3月14日木曜日

>°) メタルバイブレーションでの冬の釣り(リトルマックスのフック交換2)

さて前回、リトルマックスはすべてフックを交換して使用していると書きましたが、実際に、ぼくがリトルマックスに使用していて、(現段階で)一番シックリきているフックをご紹介したいと思います。


フロントフックにVANHOOKの「DW-31R」、



そして、リアフックにCultivaの「SD-36」です。




フロントのDW-31Rはいわゆる赤針ですね。


これはテッパンにかかわらず、僕は多くのルアーのフロントフック、もしくはフロントフックをつなぐスプリットリングは赤いモノに替えています。





フックを赤にするか、スプリットリングを赤にするかは、そのルアーを使う上でのアクションスピードによって決めています。

ジャークベイトなどスローなアクションや長めのポーズをとるルアーの場合は、スプリットリングだけ赤に、クランクベイトなど比較的スピーディーでタダ引きのような連続アクションをさせるルアーの場合にはフック自体を赤にしています。

つまりバイトマーカーです。



バスは赤くて比較的小さなモノに興味をしめし、口で触るようについばんでくることは事実ですが、普通のシルバーやブラックの針と赤針とのバイト数の差がいかほどかは定かではありません。

ただ、いずれのルアーにせよ、赤針や赤スプリットリングに交換してから、リアフック一本のフッキングが減ったのは確かです。ずっとこの方法で釣ってきているので信用しています。


このVANHOOKのDW-31Rは強度はほどほど(純正よりは強い)ですが、シャンクが純正と同等に長く、かかりも良いので使っています。





そしてリアのCultivaのSD-36は、強度が申し分ないのと、シャンクが短いこととゲイブが若干深いことが選択理由です。





針掛かりを考えるとシャンクは長い方が有利なのですが、テッパンのリフト&フォールやバタフライ釣法ではフックへのライン絡みのトラブルが起こりやすいので、その軽減策としてこのシャンクが短めのSD-36を使用しています。

色がマットシルバーであるのは、僕がリトルマックスのビッグバイトチャートやコットンキャンディーといった、白系をよく使うので、その同系色として使用しています。しかし、バタフライ釣法の場合はリアフックの色はあまり釣果に関係ないと思います。



いずれのフックも純正ダブルフックより針と針の間隔が広いので、フック交換の原因となったバラシはかなり減りました。

これはバタフライ釣法によってバスのバイトが深くなったことも大きな要因だと思います。感覚値で、交換前はバラシ率が30〜40%に対して、今では控えめにみても10%もバラしていない感じです。


左から「純正フック」「DW-31」「SD-36」。針と針の間隔の差は歴然。




フックの番手に関しては、それぞれのルアーの重さ、大きさによって違います。
僕の場合はフロントフックは純正フックにもっとも近い番手に交換し、リアフックは純正フックと同等か、それより番手をひとつ下げた小さいモノに交換しています。



以上が現段階での僕の理想とするテッパンの替えフックのお話ですが、今のフックもストレスがまったくない訳ではありません。今後、更にシックリくるフックに出会った時は、再度ご紹介します。

 

2013年3月8日金曜日

>°) メタルバイブレーションでの冬の釣り(リトルマックスのフック交換1)





今日は、リトルマックスのフック交換についてお話します。


みなさんの中にもメタルバイブレーションに、大なり小なりのフックチューンを施されている人は多いと思います。一般的なメタルバイブレーションのフックチューンといえばトレブルフックへの交換でしょうか。

中にはフロントフックの番手を上げ、リアフックは外してしまう、はたまたリアにはフェザーフックやティンセルを装着するという方もおられるのではないでしょうか。


僕は昔、リトルマックスはフック交換しないで購入したままを使用していました。
その頃は前回お話したバタフライ釣法もやっておらず、リフト&フォールの釣りだけをやっていました。(その頃はタダ引きさえもしていませんでした。)

それでもよく釣れました。
ただ、バラシが多いことと、根がかりを回収するとダブルフックのゲイブが広がったり、股が広がることにストレスを感じていました。




そんな折、たまに行く野池が減水しており、メタルバイブレーションのバーチカルなリフト&フォールが大当たりしたことがあり、そこで大きなバスを掛け、慎重に寄せてきたものの手元でフックアウトし、バラしたことがありました。

回収したリトルマックスを見ると、リアフックの片方の針がほぼ一直線に伸びていました。

その日、そのバスに至るまで、およそ3時間の間に45〜49cmを5本と同クラスサイズのバスを4本フックアウトしていたので、フックが金属疲労を起こしていたかも知れません。
しかし、最後のバスは自己更新していたであろうバスだっただけに、随分悔しい思いをしました。




まず、純正のダブルフックでバラシが多いのは、ダブルフックの針と針の間隔が狭いことが大きな要因だと思われます。




これはリフト&フォールでのフックへのライン絡みを極力抑える意図があると思われますが、フック間隔が狭いと、どちらか一本にフッキングする場合は、物理的におのずと浅掛かりになりますし、二本の針がフッキングする場合は力点が分散されるので同様に貫通力が弱くなっていまいます。

で、この浅掛かりを払拭すべく、貫通性の高い線径(ワイヤー径)の細いフックを採用したのだと思います。

あと、純正フックは比較的シャンクが長いです。これもフッキングを良くするための仕様でしょう。しかし、この線径(ワイヤー径)の細さが仇となって針の伸びや股の広がりの原因となってしまっている訳です。

その日以来、リトルマックスはすべてフック交換して使うようになりました。



僕の場合はバタフライ釣法を多用するので、ライン絡みが増えそうなトレブルフックの使用はせずに、双方のダブルフックを他のダブルフックと交換する方法をとっています。


次回は、実際に使用しているフックをご紹介しますね。





2013年3月1日金曜日

>°) メタルバイブレーションでの冬の釣り バタフライ釣法3(タックル編)





前回のメタルバイブレーションの、バタフライ釣法のタックルのお話です。



メタルバイブレーションのバタフライ釣法の最大の欠点は、フックへのライン絡みです。つまり、“エビ”になりやすいのです。

フックにラインが絡むとまったく釣れませんし、回収時にルアーが回転し、強い糸ヨレが発生してしまいます。

リアフックのライン絡みは、強く何度かシャクると外れることがありますが、フロントフックのライン絡みはまず外れません。このライン絡みを極力軽減させる肝はラインの選択です。


例えば、リトルマックスの1/2ozの場合、エバーグリーンのHPでの推奨ラインは12lbとありますが、バタフライ釣法ではフロロカーボンの16〜20lbを使って下さい。

つまり、ルアーに対してオーバースペックな太く張りのあるラインを使って、トップウォーターゲームでいう“からまん棒”の代わりにします。また、太いラインの方が潜行速度がおそいので、ルアーをより広角にフォーリングさせることができます。


しかし、ラインを太くするのはメリットだけではありません。フィールドによっては致命的なデメリットがあります。

それは、ラインを太くすると飛距離を犠牲にしてしまうということです。

太いラインを使ったがために、いつものフィールドのバスポジションにルアーが届かないのであれば本末転倒です。しかし、もしそうでなければ、多少の飛距離を犠牲にしてもおすすめしたい釣り方です。


当然、この釣り方のためだけにリールのラインを巻き替えることは非現実的ですので、今使っているラインに合わせた重さのルアーを用意する方が良いですね。例えば、12lbを巻いている場合はリトルマックスの1/4〜3/8ozを使うと良いでしょう。


ちなみに、PEラインを使用する場合で、リーダーを使わないルアー直結の時はフックのライン絡みのトラブルが多発します。

しかし、張りのあるフロロリーダーのラインシステムを組めば、トラブルは減ります。
そして、PEラインのその低伸縮性からシャクる時にルアーを非常にシャープに立ち上げることができ、ボトムの様子も手に取るようにわかります。
 
加え、PEラインは水より比重が軽いので上にルアーを跳ね上げるこの釣りには適しています。




また、バタフライ釣法は重めのルアーを常時シャクるので、結束は電車結びなどよりFGノットなど、強いノットにした方が安心でしょう。リーダーは1ヒロの長さがあれば十分です。

試したことはないのですが、ナイロンラインは張りがなくしなやかなので、ライン絡みやルアーの立ち上がりを考えると、このバタフライ釣法には不向きでないかと思います。



ロッドは、ルアーを立ち上がり良く、素早く上方向へウォブリングさせたいので、長めのMHクラス以上が適しています。素早くウォブリングさせられるロッドであればテーパーは問いませんが、おのずとレギュラーテーパーかファストテーパーになると思います。

Hクラス以上の張りのあるロッドは、ルアーの動きにキレがでますが、バイト後のやり取り時の身切れによるバラしの確率が高くなります。よって、若干慎重に取り込む必要があるでしょう。

いずれにしても使い慣れた、疲れにくいロッドが良いでしょう。


リールも、ロッド同様に使い慣れたもので構いませんが、ギア比の高いリールの方が連続アクションをするこの釣りには適しています。



最後に、リトルマックスはそのoz(重さ)によってウォブリングのピッチが違います。

ozが軽くなるほどピッチは細かくなり立ち上がりも早く、重くなればピッチも立ち上がりもその逆となります。よって、シャクり時の同じ1回の「ブリッ」でもozによって、リフト距離が変わり、比例してフォール距離も変わってきます。つまり、ozによって攻める「帯」の太さが変わってくるわけです。

できれば、いろいろ試されて、みなさんのフィールドに合ったタックルバランスを見つけてみてください。


 

2013年2月16日土曜日

>°) メタルバイブレーションでの冬の釣り バタフライ釣法2(アクション編)



メタルバイブレーションのバタフライ釣法。
その、具体的なアクション方法について説明します。


ここでは僕がもっとも多投するリトルマックス1/2ozを例にお話します。



僕がリトルマックスを多投する最大の理由はそのフォーリングの挙動にあります。

スライドフォールの角度が広く、その方向とそしてスピードが良い意味で一定でなく、まっすぐストンと落ちたり、時としてスパイラルフォールまでします。


このリトルマックスをキャストし着底させ、フロロラインが水になじむ前にロッドを高い位置に構え、10時から11時の方向に弾くように強めにシャクります。

するとルアーのウォブリング波動が手元に伝わります。

その波動を1〜2回「ブリッ」もしくは「ブリブリッ」と感じたつぎの瞬間にはティップを素早く10時に戻し、ルアーを完全フリーフォールさせます。

そして、ルアーが着底する前(リフトした距離分)に再度ラインを弾く感じで同様のシャクリを入れ、これを繰り返します。

シャクり始めのルアーを跳ね上げる一瞬だけ力を入れ、シャクりの後半からフリーフォールまでは力を抜きます。よって、見た目ほど疲れる釣りではありません。

ロンググリップのロッドの場合、グリップエンドを肘に当てながらアクションすると楽です。




感覚ではルアーが常にボトム付近を、蝶々が「ヒラッ、ヒラッ、ヒラッ、ヒラッ」と優雅に一箇所で舞っている様なイメージでアクションさせます。


当然、ルアーは次第に自分の立ち位置に戻ってくるのですが、イメージでは移動距離を極力短く、一箇所をピンポイントで攻めるような感覚です。


メバリングをやっている方なら、ラパラのアイスジグをイメージしてもらえば良いです。


引っ張ってくるのは一方向の「線」ですが、都度々々、あらぬ方向に広角フォールしてくれるのでフォローしているのは、おのずと「面」「帯」となります。



バスの目線から上部をイレギュラーに上下左右の立体的動きをする物体は、彼らを異常に、かつ瞬時にイライラさせる何かがあるようです。
これは真冬のドン深の釣りだけでなく、シーズン問わず、シャローに回遊してくるバスにも同様の反応があります。



バスのそのアタリは明確で急に重くなったり、派手に引ったくられたりしますので、アワセは神経質になる必要はありません。

もし、アタリがあったけど乗らなかったという場合は、単純にバス側のバイトミスです。すぐに同じ所にキャストして再度バタフライをしてみてください。

アタックしてきたバスはまだイライラしながらルアーを探しているはずです。まだそのバスがそこにいれば、高確率でそのバスが再びバイトしてきます。



また、シャクるのに疲れた場合はそのまま、ラインを張らず弛めずでルアーをボトムに着底させていてください。その間もそこにバスがいれば、その横たわったルアーをずっと見て(意識して)います。

当然、次にシャクりはじめる時はバイトチャンスですし、そして、ボトムにペタっと横たわった薄っぺらいメタルバイブレーションにさえもバイトすることもよくありますので、休みながらもアタリには注意していてください。



次回はバタフライ釣法のタックルについてお話します。

2013年1月31日木曜日

>°) メタルバイブレーションでの冬の釣り バタフライ釣法1





毎日寒いですね。
僕の地元フィールド東播野池も、朝一番はガイドが凍る日が続いています。


さて、みなさんはこの季節、フィールドにどんなルアーを持っていかれますか?
バイブレーション、メタルバイブレーション、メタルジグ、シャッド、フットボールジグ、ダウンショットリグ、はたまた北岸シャローでのトップウォーター…。

僕は上のルアーはすべて持っていきますが、今シーズン、特に一番キャスト数が多いのはメタルバイブレーションとシャッドです。



今日は、このメタルバイブレーションの僕なりの使い方をお話します。

リトルマックス、フラッピンソニック、サスケ、ノッキンジョー…、各社各々のコンセプトで独自のルアーをリリースしています。中でも、僕のもっとも多投するメタルバイブレーションはエバーグリーンのリトルマックスです。






メタルバイブレーションはタダ引き、リフト&フォールそしてストップ&ゴー、これらがもっとも一般的なアクションですね。

タダ引きはボトムを感じながら、もしくはボトムを若干切りながらの「線の釣り」、リフト&フォールはバスの鼻先にピンポイントでルアーを落とす「点の釣り」です。 ※シーズン始めはリフト時のバイトも比較的多いですね。




タダ引きの「線の釣り」





リフト&フォールの「点の釣り」






シーズン真っ只中のバスポジションが底ベッタリの時は、彼らは極力身体を動かそうとはしません。よって、この釣りはルアーを遠投し、エリアを扇状に切って“バスのコタツ”を探っていく必要があります。

メタルバイブレーションがバスの“鼻先”を通過もしくは落下、そして跳ねた時にのみ口を使う“可能性がある”というなんともシビアな釣りです。フィッシングプレッシャーが非常に高い時は鼻先に急に現れた異物にさえ反応しません。



加え、仮にメタルバイブレーションを彼らの鼻先に送り込み、見事口を使わせることに成功したとしても、それはエサを捕食する(虫バイトは除く)強い“吸い込みバイト”ではありません。

人間でいう“モノをつかむ”に近い、吸い込む力の弱い“くわえるバイト”であるがため、フックのかかりは浅く、冬のバスは魚体を反転させる抵抗もしないので、他のフックに追い掛けすることもままなりません。

やり取りやタックルバランスが悪いとバラシにつながる可能性の高い釣りでもあります。




しかし、例外がひとつあります。
それはバスのポジションが絞り込めている極々小規模な野池での、長時間リフト&フォール。




ひたすらメタルバイブレーションを、そのポジションでリフト&フォールを繰り返すと、プレッシャーから鼻先をかすめるメタルバイブレーションに頑として反応しなかったバスも、あまりのしつこさに怒り出し、一転、急にメタルバイブレーションを追いかけて、強い吸い込みでバイトすることがあります。


通常、真冬のメタルバイブレーションバスは、バイト後は暴れることもなく、棒のようにまたは身体を曲げたままスーっと寄ってくるのですが、この怒りバイトのバスは、バイト直後はなかなかの抵抗をみせます。

しかし、強い吸い込みバイトがゆえ、比較的フックの掛かりは深く、メタルバイブレーションを丸呑みの場合もあり、バラすことは稀です。



前段が長くなりましたが、
メタルバイブレーションのバタフライ釣法とは、この強い怒りバイトを短時間で誘うアクションです。



通常のタダ引きや、リフト&フォールと同じように、いつものエリアを扇状に探っていくのですが、それらの「線の釣り」と「点の釣り」ではなく、バタフライ釣法は「面の釣り」正確には「帯の釣り」です。

しかも、鼻先へのピンポイントプレゼンテーションとシビアなものではなく、短い距離ながらバス自らがルアーへアタックしてくれる効率の良い釣りです。



バタフライ釣法の「帯の釣り」





次回は、具体的なアクション方法について、お話しします。



 
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