2013年2月16日土曜日

>°) メタルバイブレーションでの冬の釣り バタフライ釣法2(アクション編)



メタルバイブレーションのバタフライ釣法。
その、具体的なアクション方法について説明します。


ここでは僕がもっとも多投するリトルマックス1/2ozを例にお話します。



僕がリトルマックスを多投する最大の理由はそのフォーリングの挙動にあります。

スライドフォールの角度が広く、その方向とそしてスピードが良い意味で一定でなく、まっすぐストンと落ちたり、時としてスパイラルフォールまでします。


このリトルマックスをキャストし着底させ、フロロラインが水になじむ前にロッドを高い位置に構え、10時から11時の方向に弾くように強めにシャクります。

するとルアーのウォブリング波動が手元に伝わります。

その波動を1〜2回「ブリッ」もしくは「ブリブリッ」と感じたつぎの瞬間にはティップを素早く10時に戻し、ルアーを完全フリーフォールさせます。

そして、ルアーが着底する前(リフトした距離分)に再度ラインを弾く感じで同様のシャクリを入れ、これを繰り返します。

シャクり始めのルアーを跳ね上げる一瞬だけ力を入れ、シャクりの後半からフリーフォールまでは力を抜きます。よって、見た目ほど疲れる釣りではありません。

ロンググリップのロッドの場合、グリップエンドを肘に当てながらアクションすると楽です。




感覚ではルアーが常にボトム付近を、蝶々が「ヒラッ、ヒラッ、ヒラッ、ヒラッ」と優雅に一箇所で舞っている様なイメージでアクションさせます。


当然、ルアーは次第に自分の立ち位置に戻ってくるのですが、イメージでは移動距離を極力短く、一箇所をピンポイントで攻めるような感覚です。


メバリングをやっている方なら、ラパラのアイスジグをイメージしてもらえば良いです。


引っ張ってくるのは一方向の「線」ですが、都度々々、あらぬ方向に広角フォールしてくれるのでフォローしているのは、おのずと「面」「帯」となります。



バスの目線から上部をイレギュラーに上下左右の立体的動きをする物体は、彼らを異常に、かつ瞬時にイライラさせる何かがあるようです。
これは真冬のドン深の釣りだけでなく、シーズン問わず、シャローに回遊してくるバスにも同様の反応があります。



バスのそのアタリは明確で急に重くなったり、派手に引ったくられたりしますので、アワセは神経質になる必要はありません。

もし、アタリがあったけど乗らなかったという場合は、単純にバス側のバイトミスです。すぐに同じ所にキャストして再度バタフライをしてみてください。

アタックしてきたバスはまだイライラしながらルアーを探しているはずです。まだそのバスがそこにいれば、高確率でそのバスが再びバイトしてきます。



また、シャクるのに疲れた場合はそのまま、ラインを張らず弛めずでルアーをボトムに着底させていてください。その間もそこにバスがいれば、その横たわったルアーをずっと見て(意識して)います。

当然、次にシャクりはじめる時はバイトチャンスですし、そして、ボトムにペタっと横たわった薄っぺらいメタルバイブレーションにさえもバイトすることもよくありますので、休みながらもアタリには注意していてください。



次回はバタフライ釣法のタックルについてお話します。
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