2013年4月13日土曜日
>°) バスの視野(視界)について(1)
見えバスを釣る、つまりサイトフィッシング。サイトフィッシングは得意な人と苦手な人がいると思います。このサイトフィッシングが得意な人と苦手な人にはどんな違いがあるのでしょうか。
実は、ルアーをキャストする前に釣れるか釣れないかは決まっているのかも知れません。。
フィールドでバスを見つけた瞬間に考えることとして、以下のようなものがあります。
①バスの位置(レンジ、ショアからの距離 etc…)
②バスの向いている方向
③バスの挙動
④バスの大きさ
⑤バスの数
⑥風(方向、強さ)
⑦カレント(方向、強さ)
⑧太陽の位置
⑨ベイト(種類、状態、数 etc…)
⑩水の状態
⑪ルアーの選択(種類、カラー、大きさ)
⑫ルアーのアクション
⑬ルアーアクションのタイミング
⑭ルアーのキャストポイント
⑮キャストのタイミング
⑯ルアーの着水音
⑰ルアーのレンジ、トレースコース(フォーリングでバイトさせる場合は除く)
⑱ライン(バスとの位置関係、メンディング、浮かせるか沈めるか etc…)
⑲アングラーの立ち位置
⑳立ち位置へのアプローチ方法
など
サイトフィッシングではいずれも大切なものばかりです。
①〜⑩は今アングラーの目の前にある原則的に不変の状況、⑪〜⑳はその状況を踏まえてアングラーが選択、決定する可変のものです。
そして、その中でも⑲と⑳はどのような状況であれ注意しなければならないものです。サイトフィッシングでもっとも大切なこと、それは“バスに気づかれない”ことです。⑲と⑳がそれにあたります。
スポーニング時や激しいチェイスのときを除いて、アングラーの存在に「気づいている」、そのバスを釣ることは特にそれが大きな個体の場合は不可能に近いです。
バスに「気づかれる」とは、"見て"気づかれる、"物音で"気づかれる、"振動で"気づかれる、"影で"気づかれる、"他の生き物(亀や蛙、鳥など)に気づかれ"バスにも気づかれる…などのパターンがあります。
まず、"見て"気づかれること。
これを防ぐにはバスの視界、視野の範囲を把握することが必要です。
眼を持った生き物には、モノが“見える角度(範囲)”があります。これを“視野角”といいます。
バスの水中での視野は、およそ330度の範囲が見えます。人間は上下およそ125度、左右およそ200度といわれていますから、バスのそれは随分と広いことがわかります。
この続きはちょっと長くなるので、次回にしますね。
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